2008年4月8日(火)あなたとわたしの生きてる時間 いのちに満ちる地球
あなたは映画「アース」を観ましたか?「地球46億歳・・・」と渡辺謙さんのナレーション。壮大な地球の姿を映し出してくれている映画です。今まで見ることのできなかった地球の姿。カメラの位置がまるで天から見下ろしていらっしゃる神様のようなのです。渡り鳥たちの上にカメラがあるのですから、見上げる空に飛ぶ鳥、という常識を超えた映像に驚き「こんな風に見えるのか!」と驚きの連続でした。また、特殊カメラで大海原から餌を捕まえるために大胆なジャンプをする魚の姿も。スローモーション映像がすごい迫力。神様の創造された世界の不思議はどこまで行っても続きますね。絶妙な生態系のバランスを崩してしまう人間の愚かさを思います。地球は、温暖化で糖尿病。この美しい星をみつめながらなんとかこの危機を乗り越えようと訴えているようでした。
さて、旧約聖書の詩編の中にこのような言葉があります。
「あなたの天を、あなたの指の業をわたしは仰ぎます。
月も、星も、あなたが配置なさったもの。
そのあなたが御心に留めてくださるとは
人間は何ものなのでしょう。
人の子は何ものなのでしょう。あなたが顧みてくださるとは。
神に僅かに劣るものとして人を造り
なお、栄光と威光を冠としていただかせ
御手によって造られたものをすべて治めるようにその足もと に置かれました。
羊も、牛も、野の獣も 空の鳥、海の魚、海路を渡るものも。」(詩編8:4-9)
毎日かなりの数の種が絶滅の危機にあることも報道されていますね。人間の罪の結果ですね。この美しい世界を創造されたお方がいらっしゃること、人間はみな心に感じ取っているのです。否定しがたい事実としてこの世界の絶妙なバランスと不思議を思っています。新約聖書にも「世界が造られたときから、目に見えない神の性質、つまり神の永遠の力と神性は被造物に現れており、これを通して神を知ることができます。」(ローマ1:20)とあります。
「生きてる時間」の中で、いのちが満ち満ちている水の惑星。宇宙に浮かぶ本当に美しい星。そこに私たちは今日もこうして生かされていますね。
つい先日も飛行機で空からくっきりと美しい雄大な富士山の姿を見る機会がありました。今は宇宙から地球の写真も撮れてお誕生日の地球の姿をプレゼントする時代。よく観察し、よく考える人間として私たちは神様に創造されているのです。優れた芸術作品を見て作者を思うように、この世界と私たちを創造された全能の生ける真の神様がいらっしゃることをあなたにお知らせしたいと心から思っています。そして、この世界は、希望を失うことがないのだと聖書は語ります。「あなたのいのち」が罪からの救い主イエスさまに重荷を下ろし、今日神の子として生きる喜びに躍動しますように。
「わたしたちの希望である主イエス・キリストよ。
御霊に導かれ、新しい歌を歌いつつ、
わたしたちはあなたを待ち望みます。
主よ、わたしたちは待ち望みます。
わたしたちがまったく聖なるものとされて、
とこしえにあなたと共にある日を。
あなたの造られた世界がまったく贖われて、
とこしえにあなたのもとに安らぐ日を。
御霊と共に祈ります。来てください。主イエスよ。」
「日本キリスト改革派教会 終末の希望についての信仰の宣言」より くまだなみこ