2024年3月30日(土) タイタニック号の牧師

 おはようございます。日本キリスト改革派の東仙台教会で牧師をしております、尾崎純と申します。

 あの有名な映画には出てこなかった話ですが、沈没したタイタニック号には、ジョン・ハーパーというイギリス人の牧師が乗っていました。タイタニック号が氷山に衝突すると、ハーパー牧師は、周りの人たちに、救い主イエス・キリストを伝え始めました。

 やがて船が大きく傾き、いよいよ海に飛び込みましたが、海の中で、ハーパー牧師は、救命胴衣を付けていない人に出会います。ハーパー牧師は、その人がキリストを救い主と信じていないことを知ると、自分の救命胴衣を彼に渡して言いました。「私の心配はいらない、私は海に沈むのではない。天に昇るんだ。」そして、舟の残骸にしがみついている人々のところに泳いで行っては、キリストを伝え、海の中に消えていったのです。

 この世には、希望と救いを求めていながら、実際のところ、船の残骸にしがみついている人々がいます。それが本当にはその人の救いにはならないのに、それでもなお、知ってか知らずか、朽ちるものにしがみついて、朽ちるものと一緒に朽ちていく人たちがいます。キリストは、今日も人を用いて、そのような人々に救いを宣べ伝えています。


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