2023年5月27日(土) わたしは言う

 おはようございます。仙台カナン教会の今井献です。
 今月は、イエスの権威について考えています。

 マルコ福音書2章1節以下に、中風の人を治すイエスの姿が描かれています。中風の人と、彼を運んで来た人たちの信仰を見て、イエスは、「子よ、あなたの罪はゆるされた」(マルコ2:5・口語訳)と宣言しました。すると、そこにいた律法学者が、「神を冒涜している。神おひとりのほかに、いったいだれが罪を赦すことができるだろうか。」(マルコ2:7)とつぶやきました。

 そこでイエスは、「『あなたの罪はゆるされた』(マルコ2:9・口語訳)と言うのと、『起きて、床を担いで歩け』と言うのと、どちらが易しいか。」(マルコ2:9)と語り、「わたしはあなたに言う。起き上がり、床を担いで家に帰りなさい。」(マルコ2:11)と命じました。すると、この人は、そのとおり立ち上がり、床を担いで家に帰っていきました。こうして、イエスに罪を赦す権威があることが、一同に露わになりました。

 ここで大切なことは、「わたしは言う」と言って、ご自分に、罪を赦す権威があることを示したことです。律法学者の言うとおり、神以外に罪を赦すことのできる方はいません。その神の権威をご自分のものと主張し、罪の赦しを宣言する方が、世にあらわれました。それが、イエス・キリストです。そして、キリストの権威は、人を立ち上がらせ、自分の足でしっかりと歩いて行けるように、わたしたちを支える本当の力です。どうか、マルコ福音書を読み、神の権威をもってわたしたちを救う、イエス・キリストを知ってください。