2020年5月30日(土) 天は神の栄光を物語り(詩編19編)

「指揮者によって。賛歌。ダビデの詩。

天は神の栄光を物語り
 大空は御手の業を示す。
昼は昼に語り伝え
 夜は夜に知識を送る。
話すことも、語ることもなく
 声は聞こえなくても
その響きは全地に
 その言葉は世界の果てに向かう。

 そこに、神は太陽の幕屋を設けられた。
太陽は、花婿が天蓋から出るように
 勇士が喜び勇んで道を走るように
天の果てを出で立ち
 天の果てを目指して行く。
 その熱から隠れうるものはない。

主の律法は完全で、魂を生き返らせ
 主の定めは真実で、無知な人に知恵を与える。
主の命令はまっすぐで、心に喜びを与え
 主の戒めは清らかで、目に光を与える。
主への畏れは清く、いつまでも続き
 主の裁きはまことで、ことごとく正しい。
金にまさり、多くの純金にまさって望ましく
 蜜よりも、蜂の巣の滴りよりも甘い。

あなたの僕はそれらのことを熟慮し
 それらを守って大きな報いを受けます。
知らずに犯した過ち、隠れた罪から
 どうかわたしを清めてください。
あなたの僕を驕りから引き離し
 支配されないようにしてください。
 そうすれば、重い背きの罪から清められ
 わたしは完全になるでしょう。
どうか、わたしの口の言葉が御旨にかない
 心の思いが御前に置かれますように。
 主よ、わたしの岩、わたしの贖い主よ。」(詩編19編)