2020年2月8日(土) 神は愛だからです

 おはようございます。福島教会の細田眞です。
 ある人が「人類の精神史は、BCとADの間に大きな変革を経験した。」と語りました。人類はこれまで自由や平等を求めて革命を起こしました。BCとADの間に起こった変革は、それらの革命よりももっと大きな影響を人類に及ぼしました。

 BCというのはビフォー・クライスト、イエス・キリスト以前です。ADはラテン語のアノ・ドミネで、キリスト以降の時代を指します。イエス・キリストはBCのADの間においでになったのです。

 イエス・キリストは約2000年前に地上においでになりました。そしてわたしたちの罪を償うために、十字架にお架かりになりました。イエスはこの歴史のただ中で、肉を裂かれ、血を流されました。そのような死に方をなさることによって、イエスはわたしたちの、そしてあなたの罪のために死なれたのです。これがイエス・キリストが成し遂げてくださった決定的な救いです。

 神が人となられて、人間の罪を引き受け、その罪の報いである死を引き受けられる。これほど徹底した愛があるでしょうか。イエスは罪人であるわたしたちを赦すために、命懸けの愛を生きてくださいました。聖書に「神は愛だからです。」(1ヨハネ4:8)と記されているのは、この愛を指しています。罪人を赦し、その償いのために命を投げ出す愛のあることを知ってください。