2019年11月30日(土) 復讐ではなく愛を
いかがお過ごしですか。北中山教会の坂本です。
やられたらやり返す、嫌なことをされたら仕返しをしたくなるのが、自然の感情でしょう。まるで、復讐することが自分に与えられた権利のように思ってしまいます。
しかし、イエス様はこのように言われました。「あなたがたも聞いているとおり、『目には目を、歯には歯を』と命じられている。しかし、わたしは言っておく。悪人に手向かってはならない。だれかがあなたの右の頬を打つなら、左の頬をも向けなさい。」(マタイ5:38-39)
イエス様は、神の子としてのすべての権限を放棄して、私たちと同じ人間の姿をとってこの世に来られ、最後には十字架への道を歩んで下さいました。唾を吐きかけられ、こぶしで殴られ、平手で打たれても、私たちのすべての罪を背負って歩き続けられました。まさにこのイエス様こそ、この教えを文字通り実行されたただ一人のお方です。
敵であった私たちを愛し抜いて下さったイエス様を知るなら、このお方のもとで、私たちは復讐や憎しみの思いから自由にされて、新しく生き始めることができるのです。