2019年8月3日(土) 十字架の言葉
おはようございます。8月となりました。いよいよ暑くなりますね。体調には気をつけましょう。仙台教会の元牧師の首藤です。
使徒パウロが、コリント教会へ書き送った「十字架の言葉は、滅んでいく者にとっては愚かなものですが、わたしたち救われる者には神の力です。」(1コリント1:18)という言葉の「十字架の言葉」について深く考えたいと思います。
使徒パウロは皆様もご存じの通り、十二弟子の一人ではありません。パウロは、イエスを十字架刑に処した律法主義者やファリサイ派が属しているユダヤ教会に従って、ダマスコの諸会堂まで出かけて、イエス信者を迫害した人物です。このパウロが回心したのは、天におられる復活の主イエス・キリストからの呼びかけ、招きだったし、聖霊によって変えられて語り始めた言葉は「この人こそ神の子である。」と言って、「イエスがメシア、救い主である」ことを論証したのです。
パウロはコリント教会だけでなく、地中海各地の教会へ、復活の福音を届けました。この「十字架の言葉」の真意に心を傾けましょう。