2018年12月1日(土) 教会のクリスマス(1)

 おはようございます。寒い日が続いていますが、お元気でお過ごしでしょうか。仙台教会の元牧師の首藤です。
 暦では12月は1年最後の月ですが、キリスト教会では「救い主イエス・キリストの誕生」の恵みと喜びに満ちた月なんです。今月は「教会のクリスマス」。そうです。「イエス・キリストの生誕のなぞ」について、多角的に取り上げてお話しします。

 ヨハネによる福音書には、イエス・キリストは神の子であるとあります。このイエス・キリストをこの世に遣わされたのは、天地万物をみ心によって創造され、摂理されている父なる神です。

 とすると、イエス・キリストは「天から降られた」というべきでしょう。使徒パウロはフィリピ教会に「キリストは神の身分でありながら、神と等しい者であることに固執しようとは思わず、かえって自分を無にして僕の身分になり、人間と同じ者になられました。」と書き送っています。

 神の子でありながら、人と同じ者となられたという「イエス・キリストの誕生のなぞ」を深くさぐり、この「教会のクリスマス」の祝福に与かりましょう。
 今日もイエス・キリストと共に歩みましょう。