2018年11月3日(土) 愛に生きる喜び

 いかがお過ごしですか。北中山教会の坂本です。

 ある律法の専門家がこんな質問をしました。「すべての戒めの中で、どれが一番大切な戒めですか?」イエス様は「ただお一人のまことの神を愛すること」「隣人を自分のように愛すること」だと教えてくださいました。

 しかし、どうでしょう。私たちは、この大切な戒めを守ることが出来るのでしょうか。残念ながら、私たち人間にはその力がありません。
 だからこそ、神は先ずイエス・キリストをこの世にお遣わしてくださいました。そのイエス・キリストが、神も人をも愛することが出来ない私たちのために、十字架に死んでくださったのです。十字架を通して、弱く醜い私たちを赦してくださいました。このように、私たちを徹底的に愛してくださったので、私たちは初めて「愛すること」を知ることが出来たのです。

 まことに弱く、身勝手な私たちであっても、この十字架の愛を信じることによって、人を愛し、赦し、受け入れることが出来るようになっていきます。いつも変わらない真実なイエス・キリストが、私たちのまことに小さな歩みを助けてくださるからです。

 聖書の言葉
 「神は、独り子を世にお遣わしになりました。その方によって、わたしたちが生きるようになるためです。ここに、神の愛がわたしたちの内に示されました。」ヨハネの手紙一 4章9節