2018年10月13日(土) 「西郷どん」と聖書
お早うございます。魚本マーレーです。
私の祖父母は100年前、大分県からシアトルに移民したのですが、約6世代前をさかのぼれば、私たちは皆親戚だ、と言われています。ですから、大雑把な言い方ですが、私もリスナーの皆さんも、西郷隆盛のような人物の遠い親戚だとも言えます。
またそのような意味で、特に九州、しかし東北も、キリシタンの子孫だらけだ、とも言えます。「キリシタンの子孫、出てこい!」と言えば、皆が手を上げなければならないでしょう。聖書との関係を少し身近に感じるようになったでしょうか。
「西郷どん」の座右の銘は「敬天愛人」。天を敬い、人を愛する。これはまさに聖書の最も重要な戒めを反映しているようです。「心を尽くし、いのちを尽くし、知性を尽くして、神、主を愛しなさい。また、隣人を自分のように愛しなさい。」(マルコ12:30、31参照)の戒めです。人間にはできないこと。ですから救い主が必要です。
守部喜雅さんの「西郷隆盛と聖書」という本に約10年前の民放テレビ番組「西郷隆盛はキリシタンか?」が紹介されています。驚くことに西郷は漢訳、中国語の聖書を読んでいただけでなく、聖書を教えていたことが紹介されています。
次回は「『西郷どん』と海舟」。有難うございます。