2018年9月1日(土) 神に望みを置く信仰
おはようございます。今月1か月間、この番組を担当します、仙台教会の風間義信です。どうぞよろしくお願いします。
9月となり、暦の上では秋ということになりました。最近は気候の変動が激しく、何年ぶり、観測史上初めてなどという表現をよく聞くようになりました。夏から秋、秋から冬へと今年も季節が移り変わっていきますが、まもなく迎える時を待ち望む、これは人に与えられた素晴らしい特権です。
聖書は次のように語っています。
「高慢にならず、不確かな富に望みを置くのではなく、わたしたちにすべてのものを豊かに与えて楽しませてくださる神に望みを置くように。」
新約聖書テモテへの手紙一 6章17節の言葉です。高慢になる時、待ち望む、願う思いは薄れ、私の思いがすべてであるかのようになっていきます。そこには今私にあるものは与えられたものとの感謝はありません。
本来、最高の高みにおられるはずの主なる神は、そこに君臨されて、それこそ高慢によって治める方ではありません。その方が人となられ、しかも僕、仕える者となってくださった、この方こそ主イエス・キリストです。
私の限られた思いがすべてではなく、しかし、全てのものを超えておさめておられる方が、この私を生かすために仕えてくださっている、この神に望みを置く信仰が与えられますよう願っています。