2018年4月21日(土) 復活から昇天まで(3)
おはようございます。仙台教会の元牧師、首藤正治です。
今朝は新約聖書の多くの書簡、手紙を書いている使徒パウロによる「イエス復活」の証言を見たいと思います。
このパウロは福音書には登場しませんから、12弟子たちと一緒にいたことはありませんし、使徒言行録2章にある「五旬祭」の時もいませんでした。
「イエス・キリストを救い主」と信じる人が増えてきて、12弟子以外に、評判の良い7人を選んだ中にステファノがいました。彼が恵みと力に満ちて奉仕しているのを妬ましく思った最高法院の人々は、彼を捕らえて石打ちの刑にしました。パウロはその時その場にいて、ステファノの殺害に賛成していました。さらにダマスコまで乗り込んでいって、イエスを信じ従う者を捕らえ、縛り上げ、エルサレムに連行しました。
こんなパウロに復活のキリストは、天からの光で照らし、言葉をかけ、心の目を開かれ、聖霊で満たされ、洗礼を受ける者へと変えられました。復活の主イエス・キリストの愛と愛の業はとどまることはなかったのです。