2017年9月2日(土) 神とのつながり

 おはようございます。今月この番組を担当します、仙台教会の風間義信です。どうぞよろしくお願いします。新しい月をいかがお過ごしでしょうか。

 先日、あわてて電話に出ようとした時、パソコンのコードを足に引っ掛けてしまい、ハッとしました。少し前のものでしたら直ちに電源が落ちて、行なっていた作業が一瞬にして消えてなくなってしまったことでしょう。幸い、今のものは内臓バッテリーが充電されていましたので一安心でした。でも安心はできません。つながるところとしっかりとつながっていませんと、せっかく良いものであっても動かなくなってしまいます。

 これは何も機械の話ではありません。私たちもまたつながるところと確かにつながる必要があります。聖書は、私たち人間について、「土の塵で人を形づくり、その鼻に命の息を吹き入れられた。人はこうして生きる者となった。」(創世記2:7)と言っています。このことを行なった方こそ、造り主なる神様です。しかし、聖書はその後、人は残念ながらこの方とのつながりがきれてしまったことを伝えます。その状態が罪です。

 だからこそ、この切れてしまったものをつなぐために、イエス・キリストがおられ、「わたしのもとに来なさい」と招いておられます。そして私たちが造られた本来のつながりをもって歩めるようにと願っておられます。そのつながりを聖書の言葉によって、また教会の礼拝によって発見していただきたいと願っています。