2017年2月11日(土) 心の綱引き強い味方

 ご機嫌いかがですか。宇都宮教会代理牧師の豊川修司です。
 先週4日の土曜日は「心の綱引き」と題してお話をしました。悪を選び取る心と善いことを行う心が綱引きをして、悪を選ぶ方が勝ってしまうことが罪なのです。善いことをしたいと願っても、サタンの誘惑に負けて悪を行ってしまうのは、わたしたちの心が弱いからです。では、どうしたらこの罪に打ち勝つのでしょうか。

 実は聖書の神は、このような人間に対して憐みをもって近づいてくれます。憐みとは可哀そうにとか同情する思いです。罪に引き込まれる状態から救い出してくださるのは、神がお遣わしになった神の独り子主イエス・キリストです。
 聖書はこのお方を信じれば罪から救われると語ります。

 新約聖書ローマの信徒への手紙10章8節、9節には「では、何と言われているのだろうか。『御言葉はあなたの近くにあり、あなたの口、あなたの心にある。』これは、わたしたちが宣べ伝えている信仰の言葉なのです。」
 また、10章9節では「口でイエスは主であると公に言い表し、心で神がイエスを死者の中から復活させられたと信じるなら、あなたは救われるからです。」と書いてあります。

 悪を選び取る心に神の御言葉が同居すれば、悪を選ぶ心は抑えられ、本当の平安が与えられます。あなたの心を、強い味方主イエスの下においてください。