2016年6月25日(土) 神と共に歩む人生(4)

 ご機嫌いかがですか。宇都宮教会代理牧師の豊川修司です。今日は「神と共に歩む人生」の4回目です。
 人生には決断しなければならない場面が沢山あります。たとえその決断が若い時であろうと、高齢になってからであろうと、決断はその人の生き方の表れです。

 聖書では、神様は御自身の独り子である主イエス・キリストを、私たちのために十字架にかけることをお決めになりました。主イエス・キリストは、十字架が父である神様のご意思であると悟り、ゲッセマネというところで苦しみの祈りをささげた後、「時が近づいた」と語って、十字架に向かわれたのです。

 わたしたちにも決断する時があります。いつ、何を決断するのでしょうか。
 旧約聖書コヘレトの言葉3章1節と2節には次の言葉があります。
「何事にも時があり、天の下の出来事にはすべて定められた時がある。生まれる時、死ぬ時、植える時、植えたものを抜く時」。

 決断する時は決して偶然ではなく、神様の御計画の中に入っているのです。あなたは人生の中で何を、いつ決断しますか。願わくは、神様を信じ、十字架におかかりになった主イエス・キリストを信じる時を決断してください。
 わたしは牧師になろうと決意した時、「今が時だ、これを逃したらもうチャンスは無い」と心に迫ったのを覚えています。