2016年6月11日(土) 神と共に歩む人生(2)

 ご機嫌いかがですか。宇都宮教会代理牧師の豊川修司です。今日は「神と共に歩む人生」の2回目です。
 人生は波乱万丈の物語です。山あり谷ありで決して平坦ではありません。特に今の時代、企業側の都合で人員の削減が行われ、十分な収入が得られない方々も多くおられます。このような状況の中で、人生の目的を持って生きることは困難です。でもそれは、時代というよりも与えられた環境に左右されるのです。

 わたしが就職した時の配属は悲惨でした。多くの若い人たちは新しい技術に投入されましたが、わたしが配属された職場は古い職場で、しかも廃止されるという職場でした。仕事は古い書類を焼却炉で燃やし、撤去した設備の鉄くずを売却することでした。くじけるなと言われても、くじけざるを得ませんでした。

 このような時、心を支えてくれたのは、ヘブライ人への手紙12章5節、6節の聖書の御言葉です。
「わが子よ、主の鍛錬を軽んじてはいけない。主から懲らしめられても、力を落としてはいけない。なぜなら、主は愛する者を鍛え、子として受け入れる者を皆、鞭打たれるからである。」

 神様はわたしたちを忍耐という訓練を通して、人生という大きな航海を共に歩んでくださいます。この方を信じて、共に歩む信仰の道を選んでください。