2015年8月8日(土) 人知を超える神の平和
おはようございます。仙台教会の風間義信です。
季節の移り変わりの豊かな中にあって、天気の話題は挨拶代りになります。それだけでなく、異常気象という言葉をたびたび耳にしますように、時には私たちを不安にさせるものでもあります。
とかく私たちは、起こってくる様々な出来事を前にして心揺さぶられてしまいがちな者ですが、聖書は次のように語ります。
「どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、求めているものを神に打ち明けなさい。そうすれば、あらゆる人知を超える神の平和が、あなたがたの心と考えとをキリスト・イエスによって守るでしょう。」(新約聖書フィリピの信徒への手紙4章6、7節)
ここで言われている「思い煩う」ということは、事が悪い方に進んで行ったらどうしたらよいだろうかと思い悩んでしまうことです。
「人知を超える神の平和」があなたがたの心、考えを守り、それこそが思い煩いを打ち破るものです。
神を信じ、期待し、祈ることは、人の思いを超える大いなる平安をいただくことのためのものです。
思い煩うような状況の中にあっても、人の思いを超えた平安が与えられ、あなたを守ってくださるとの約束は、あなたに対しても語られている聖書の言葉です。