2015年4月18日(土) 復活の証人-トマス
おはようございます。仙台市、鈎取にある、仙台カナン教会の國安です。今朝は主イエスの復活の証人シリーズの第二話、トマスについてのお話しです。
マリアの次に、復活の証人となったのは主イエスの弟子たちでした。家にいた弟子たちのもとに、主イエスが突然、姿をあらわされました。そして主イエスは、ご自分が十字架で身に受けた、手と、お腹の傷跡を、弟子たちにお見せになり、それを見た弟子たちは、主イエスが復活されたことを知りました。
ところが、そこにいなかった一人の弟子があります。トマスであります。トマスは、後から弟子たちを通して、主イエスが復活されたことを聞きましたが、しかし、信じることはできませんでした。
しばらくして、そのトマスのもとに、復活の主イエスが姿をあらわされます。そして、ご自分の手とお腹の傷跡に触れさせました。こうしてトマスは、実際に目でみて、手で触れて、復活の主を信じたのです。
主イエスは、そのトマスにおっしゃいます。「わたしを見たから信じたのか。見ないのに信じる人は、幸いである。」(ヨハネ福音書20:29)
これは私たちへの呼びかけでもあります。「見ないのに、信じる者は幸いである」。私たちは、見なくてもわかります。復活の主イエスと出会った人々の証言を受け入れるなら、私たちは復活の主イエスと出会えるのです。