2014年10月25日(土) 一粒のからし種
おはようございます。仙台市太白区にある仙台カナン教会の國安光です。主イエスはこういうお話をなさいました。
「神の国を何にたとえようか。どのようなたとえで示そうか。それは、からし種のようなものである。土に蒔くときには、地上のどんな種よりも小さいが、蒔くと成長してどんな野菜よりも大きくなり、葉の陰に空の鳥が巣を作れるほど大きな枝を張る。」マルコによる福音書4章30節から32節の御言葉です。
からし種というのは、唐辛子の中に入っている種粒に似た、ちっちゃな種です。そんな小さな種でも、大地に落ちれば根をはり、葉を茂らせ、たくさんの実りを生みます。
「神の国」これは神様のご支配のことをあらわします。神様のご支配は、このからし種のように、力強く大きく広がって、たくさんの恵みの実りをもたらしてくれる、そう主イエスはおっしゃいます。
その「実」というのは、神様を愛する、そして人を愛する「実」です。神の国をもたらすからし種は、主イエスの言葉にたくさん詰まっています。
主イエスの言葉を聴いて、受け入れるなら、からし種はわたしたちの中で成長し、やがて必ず愛の実を結びます。