2014年6月14日(土)信じて義とされる
おはようございます。仙台市若林区にあります仙台教会の風間義信です。
私の名前、「よしのぶ」は、義務とか義理の「義(ギ)」と、信用や信頼などの「信(シン)」をつなげたものです。これは私が生まれた時に父親が、新約聖書のローマの信徒への手紙10章10節から付けてくれたものです。そこにはこうあります。「人は心で信じて義とされ、口で公に言い表して救われるのです。」
とかく心にもないことを言ってしまったなどと言い訳をしたくなることはないでしょうか。けれども、わたし達は意識していなくても、本当は心にあるからこそそれが出てしまいます。ならば黙っていればいいのかと言えば、そうとは言えません。言葉や文字や、身体全体を使って自分の思いを表現することで、私がどういう者であるかを伝えることができます。
一人ひとりを造られた神は、たとえわたし達が隠していたとしても、心の中をよく御存じです。それでも、わたし達が思っていること、特に、信じていることを言い表して欲しいと願っておられます。神が人となられたイエス・キリストがわたしの救い主であることを信じますと言えること、それこそ、わたし達が神のものとされていることの確かさを示すものです。あなたもイエス・キリストと出会い、わたしの救い主であると信じますと言い表すことが出来ますよう、お祈りしています。