2014年1月18日(土)神の御言葉を食べた人
おはようございます。盛岡教会の久保田証一です。
イエス・キリストのお生まれになる前、紀元前の7世紀に、エレミヤという預言者がいました。預言者は、神様から御言葉をいただいて、それを人々に教え聞かせる働きをしていました。彼は神様に向かって次のように言っています。「あなたの御言葉が見いだされたとき わたしはそれをむさぼり食べました。 あなたの御言葉は、わたしのものとなり わたしの心は喜び躍りました」(エレミヤ書15章16節)。
彼は、神様の御言葉をむさぼり食べていたのですから、御言葉で心の中は一杯になっており、それを喜んでいたのでしたが、いざ御言葉を語ると、苦しいことが次々起こりました。人々が素直に神様の御言葉を受け入れてくれないのです。彼は悩み苦しみました。そして、孤独を味わい続け、時には人々から笑い者にされたこともありました。それで、もう神様の御言葉を語るまい、と思ったこともあったほどですが、神様の御言葉の力には勝てませんでした。神様の御言葉を心の中にだけ閉じ込めておくことはできず、彼は語り続けました。神様の御言葉には力があって、それを心の中にしまいこんでおくことはできないのです。
神様の御言葉をむさぼり食べてみてはいかがでしょう。どんな一流レストランでも味わえない神様の御言葉は、どんな時でも、わたしたちを、励まし、慰め、力を与えてくれます。