2014年1月11日(土)神との対話が始まる
おはようございます。盛岡教会の久保田証一です。
「だれでも、聞くのに早く、話すのに遅く」あるようにしなさいという聖書の教えがあります。新約聖書、ヤコブの手紙1章19節です。話すよりも、まず聞くことに心を用いなさい、ということですが、聞くことも話すことも、相手がいなくては成り立ちません。誰とも話をする時間がなく一日を過ごすとしたら、この教えを実行する機会すらない、ということになってしまいそうです。
しかし、人と話をする機会がなかったとしても、この教えを実行する方法があります。それは、目には見えないですが、確かにおられる神様の御言葉である聖書に耳を傾ける、ということです。
聖書はとても分厚い本ですから、いきなり全部読もうと思うと大変ですが、少しずつでも読み進めるなら、神様の御言葉を聞くことを始めているのです。
聖書を通して語っておられる神様は本当に生きておられ、わたしたちの心に語りかけておられます。自分の考えや経験や知識、そして先入観をひとまず脇へ置いて、聞くことに専念してみてはいかがでしょうか。そして、もし教会に行けるのでしたら、訪ねてみてはいかがですか。それができなければ、この「あさのことば」を頼りに、聖書の御言葉に耳を傾け続けてください。それを通して、神様と皆さんとの対話が始まり、そして深まってゆくことをお祈り致します。