2013年10月26日(土)八重と支倉常長
おはようございます。仙台めぐみ教会の魚本です。灯油を配達してくださっているYさん。放送を聴いてくださってありがとうございます。
東京の国立国会図書館に、聖書の有名なことばの一つがあります。
「真理は我らを自由にする。」 ヨハネによる福音書(8章32節)からです。実は、聖書では「あなたたちを自由にする」とあります。
興味深いケセン語訳聖書です。
「人の真(まごど)の生ぎ方ァ悟(さど)り、それァ其方等(そなだァど)ォ解ぎ放スィ。」
イエスは、自分のことを言ったのです。「わたしは道であり、真理であり、命である。わたしを通らなければ、だれも(天の)父のもとに行くことができない。」(ヨハネによる福音書14章6節)とおっしゃったのです。
「八重の桜」の八重の夫新島襄は鎖国の時代、アメリカに密出国、明治維新後、日本に戻る。
逆に、400年前、支倉常長が公にローマへ送られ、帰国した時は鎖国時代。伊達政宗から法王への手紙に、貿易を求めていましたが。宣教師も送ってください、ともあります。
支倉の船の名前は石巻にある船の名前、サン・ファン・バウティスタ号。ポルトガル語で、キリストを世に紹介した洗礼者ヨハネの名前です。伊達政宗も、わたしの心の中にある罪から、わたしを解放してくださる真理、キリストを、奥の細道の皆に知ってほしかったではないでしょうか。