2013年5月18日(土)主に従った人々(3) 中風の人
元気に過ごされましたか。仙台カナン教会の首藤です。
今朝の御言葉「起き上がって床を担ぎ、家に帰りなさい」(マタイ9:6)は、中風という病気の人を癒された時の話です。
中風という病気は、当時としてはいわば治らない病でした。しかし、この時は友人に床ごと担がれ連れて来られたとあります。
イエスは、本人の信仰もさることながら、友人の信仰を見て、「あなたの罪は赦された」と言って下さったとあります。
ところが、これを見ていたユダヤ人たちや律法学者たちは、良い行いをしなければ救われない、あるいは、多くの祈りをしなければ救われないと信じていましたので、イエスに、「罪を赦す権威を誰からもらったのか」と、腹を立てて叫びました。
それは、ユダヤ人たちがイエスが罪を赦す権威を、神から授かっているのを知らなかったからです。
しかし、この出来事で、中風の人は感謝して、イエスと父なる神を賛美をしたというのです。
わたしたちも、イエスが下さる良き言葉に与り、さらにはイエスがなさる良き業を見て、神を信じて、神を賛美する者となりませんか。