2013年3月2日(土)神の国は近づいた

 おはようございます。盛岡教会の久保田証一です。
 神様の御言葉に一緒に耳を傾けてまいりましょう。今日は、イエス・キリストが福音宣教を始められた頃の御言葉です。「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」とイエス様は言われました。マルコによる福音書1章15節です。

 イエス様は、神様がわたしたちの神様としてわたしたちを治め、支配してくださる神の国が近づいている、とお語りになりました。近づいた、というのはもうじき来る、という時間的なものというよりも、わたしたちの手の届くものとして近くにある、という意味です。
 これをイエス様がお語りになったのは、2000年くらい前のことです。ずいぶんと年月が経ちました。それ以来、神の国はずっとわたしたちの近くにある、と言えます。けれどもその神の国に入れていただくためには、これまでの生き方、歩みを悔い改めて、神様に従って歩み、イエス・キリストを信じなさい、と言われているのです。わたしたちが神様の御言葉を聞いて信じるなら、神様とその国がどれだけ素晴らしいかわからせていただけるのです。

 それで、神様は聖書という書物により、教会の宣教を通してそのことをずっとこの世界中に伝え続けておられます。聖書は神様からの語りかけに満ちた本です。わたしたちの生きる道を照らし、導き、慰め、戒め、励ましてくれる素晴しい書物なのです。