2013年1月5日(土)ケセン語と子っこ羊

 被災地の皆さん、おはようございます。泉中央駅に近い仙台めぐみ教会の魚本です。

 神の子っこ羊

 岩手県大船渡のカトリックの信徒、山浦玄嗣(はるつぐ)医師のケセン語訳聖書のことを、10年前からニュースで聞いていました。しかし、去年ケセン語訳福音書の本とCDがプレゼントされ、その良さがやっと分かりました。その後、たくさんの方にもケセン語訳福音書のCDをプレゼントさせていただきました。

 わたしは高校と大学はシアトルでしたが、親も宣教師で、東仙台駅から上って右手にある教会で育ったのです。今でも例えばズーズー弁をラジオで聞くと、懐かしく思うのです。
 聖書を分かりやすく言い換えていますが、山浦先生の朗読を聞くと、心が本当に温まります。
 ヨハネによる福音書1章、洗礼者バプテスマのヨハネがイエスを世に紹介する場面です。許可を得て流します。

「『神様の子っこ羊』。次の日、ヨハネァ、ヤソァ自分(われ)ァ方さ来やんのォ 見で、こう語った。『見ろ。人の世の過ちィ 取払う神様の子っこ羊だ! それェ この俺ァ 確かに 見だんだ。この方ごそァ 神様の私子(わご)。前がらずっと語ってる通りだ。』」

 神の子っこ羊、キリストを受け入れて、神の愛する子にさせていただきませんか。ありがとうございます。