2012年9月15日(土)羽をもって覆ってくださる
おはようございます。仙台カナン教会の國安です。
かつて、ある登山家の話しを聞いたことがあります。登山家は山を登っていると、ときどき濃い霧に囲まれて一瞬にして視界を失うことがあるそうです。そのとき、一番大切なのは焦らないでその場に座り込むことだと言います。なぜなら、もし焦って歩き出そうものなら、道に迷ってしまう危険があるからです。もしそれが崖の近くだったとしたら、命を失う危険もあります。目の前が見えなくなったときは、ただじっと座ることが大切です。
こういうことは人生にもあてはまることかもしれません。わたしたちも人生の中で、突然目の前が見えなくなることがあるかもしれません。そんなときは何もしないで、ただ座って待つことも大切です。聖書にこんな御言葉があります。
「思い煩いは、何もかも神にお任せしなさい。神が、あなたがたのことを心にかけていてくださるからです。」(1ペトロ5:7)
神様はいつもわたしたちを心にかけていてくださいます。神様がわたしたちの不安や焦りを受け止めていてくださいますから、わたしたちはその場に座り込んでも大丈夫です。