2012年8月4日(土)皮膚病の人を癒された
お早うございます。仙台カナン教会の代理牧師の首藤です。
福音書には、イエスが病人を癒された話が数多くあります。今朝は、その中の一つです。
ある日のことです。イエスの話を聞こうとして、大勢の人が近寄って来ました。その中に、重い皮膚病を患っている人がいました。その人はイエスの元に来て、平伏して言いました。「主よ、御心でしたら、わたしを清くして下さい」と。普通ならば、「わたしの病気を治して下さい」というところですよね。
イエスが生きていた時代のユダヤ人たちは、現代と違って、病気になるのは身体的な原因ではなくて、精神的、信仰的な原因だと考えていたようです。だから、イエスは病人の心を憐れみ、その人にじかに触れて、「清くなれ」と言って、癒されたのです。これはマタイ8章1節から4節にあるイエスのお言葉です。そして、その人は重い皮膚病も、病の心も清くされました。
イエスは確かに重い病気を癒される方ですが、それだけではなく、心の病も癒されて、その人の心に新しい希望をも与えてくださる方です。あなたも、イエスから心を癒され、新しい希望をいただいて下さい。