2012年5月26日(土)主の祝福
おはようございます。盛岡教会の久保田証一です。
今日は、旧約聖書の箴言の御言葉を紹介します。その10章22節にこうあります。「人間を豊かにするのは主の祝福である。人間が苦労しても何も加えることはできない。」
そもそも、豊かであるというのはどういう状態のことなのでしょうか。確かに、わたしたちはただお金がたくさんあり、しかも健康で知識もあって楽しいこともいろいろあるならば、豊かだと言えるかもしれません。単純に考えれば、たくさんのものがあること、満ちあふれていることですが、やはり何がたくさんあるかが重要ですね。お金はあるに越したことはないでしょうが、お金は何かを得るための手段にすぎません。
さて先ほどの箴言の御言葉によれば、人間を豊かにするのは主の祝福です。主の祝福とは、主なる神様がわたしたちに心を向けてくださっていることのあらわれです。それは、経済的豊かさであることもあり、健康であったり、平安な心であったりします。主がご好意でくださるものはわたしたちへの祝福となるのです。主がご好意でくださるものの中でも最大のもの、それはやはりイエス・キリストによる救いと永遠の命です。それがあれば、たとえ貧しく健康でなかったとしても、最高の祝福を受けていることになるのです。それ以上のものを人間がいくら苦労しても付け加えることはできません。この祝福をぜひ求めてください。