2012年2月11日(土)津波の時の信仰
お早うございます。宣教師の魚本マーレーです。
聖書の黙示録に天国の風景が描かれています。『神様は彼らの目の涙をすっかりぬぐい取ってくださるのです。』とあります(黙示録21:4)。
被災地にいらっしゃる皆さん、神様の慰めと導きが皆さんの上に豊かにありますように。
震災の時、仙台泉区の我が家にいました。我が家でホームページ作りを手伝っていた宣教師、ニュートン先生の宮城県南部の山元町の家が津波によって流されたのです。家に居た奥さんはギリギリで車で逃げることが出来たのです。しかし、電話が通じないので無事であったことが分からなかったのです。
翌日の朝、彼の家が流されてしまったことをわたしたちが確かめたとき、彼は家と共に奥さんも流されてしまったと思って、絶望的な心境だったと後で私に話してくれたのです。ですから、避難所で奥さんにぱったり出会った時、夫婦共にこの上ない喜びでした。
ペテロの手紙に「…わたしたちは、義の宿る新しい天と新しい地とを、神様の約束に従って待ち望んでいるのです。」とあります(2ペトロ3:13)。
イエス様が最後の敵、死に対して完全な勝利を得ました。地には深い悲しみがあります。しかし、イエス様を信じていた方が亡くなっても、クリスチャンは新しい天と地とで彼らにまたお会いすることを楽しみにすることができます。