2011年7月16日(土)道の光

 いかがお過ごしでいらっしゃいますか。ラジオ牧師の山下正雄です。

 節電ムードの高まりで、あちこちの街灯から灯が消えています。普段はあまり意識しない街灯ですが、いざ消えているとなると、夜の街がこんなにも薄暗いものなのかと改めて思わされます。この暗さのせいもあって、交通事故やひったくりも増えていると聞きました。

 ところで、灯について聖書にはこんな言葉があります。
 「あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。」
 神の言葉、聖書の言葉こそ人生の灯だというのです。
 人生の道となると、足もとを照らし自分を導く灯について、あまり深く考える機会がないかもしれません。そもそも自分が生活をしているこの世が、闇に包まれた世界だとは誰も思いたくはないでしょう。
 確かに順風満帆な人生ならば、自分を照らして導く灯のことなど考える必要もないかもしれません。しかし、進むべき方向が見えてこないことなど、人生にはありがちなことです。その時、どんな灯が自分を照らすのか、これは大切な問題です。

 今朝の言葉…「あなたの御言葉は、わたしの道の光 わたしの歩みを照らす灯。」旧約聖書詩編119編105節