2010年12月11日(土)主の家に帰る
おはようございます。東仙台教会の立石彰です。
今朝は、旧約聖書詩編23編6節の御言葉をお読みいたします。
「命のある限り、恵みと慈しみはいつもわたしを追う。
主の家にわたしは帰り、生涯、そこにとどまるであろう。」
「主は羊飼い」という言葉で始まる、有名な詩編23編の最後の一節です。誰がどんな状況でいくつぐらいの時にこの詩を書いたのか、はっきりしたことはよく分かりません。しかし、この詩人は地上の生涯が終わる時に、死を迎えるその時、「私は、主の家に帰る」と確かな希望を語っています。
「家に帰る」。それはどんな人にとっても嬉しいことです。学校に行って、仕事に行って、あるいは旅行に行って、そして、家に帰る。その時、家族が家にいて、帰ってきた自分を「おかえり」と言って笑顔で温かく迎えてくれる。大切な家族がいるところ、それが私たちの家です。
詩人は「イエス様の家にわたしは帰る」と謳いました。私たちはイエス・キリストが待っている家に帰るのです。イエス様が笑顔で私を迎えて「おかえり」と言ってくださる、この確かな希望をもって一日一日を歩む者でありたいと願います。