2010年10月9日(土)私たちの心を天へ上げること

お早うございます。仙台教会の元牧師の首藤正治です。
イエスが「主の祈り」で最初に教えられたことは、一つは祈るべき方がどういう方なのか、もう一つは何を祈るべきかということでしたね。

一つ目の「祈るべき方」については、イエスは、「御名が崇められますように」、「御国が来ますように」、そして「御心が行われますように」と言われました。どういう意味でしょうか。私たちが祈るべき方は天地万物の創造主なる神です。
なぜ、こう言われたのかと考えますと、私たちはすべての出発点を「私自身」に置きます。イエスは神の子、神の民として生きようとするならば、ずべての出発点を「唯一の父なる神」に置くべきだと理解します。厳しいでしょうか。善きものすべての源が、神ご自身にあるからです。

私たちも今日一日が終わる時、心鎮めて心を高く天の神へ上げて祈りましょう。