2010年8月21日(土)幼子のように
おはようございます。北中山教会の坂本です。
子供の幸せを願う親の気持ちは、いつの時代にも変わることがありません。イエス様に祝福してもらいたいと、人々が子供たちを連れて来た時のことです。弟子たちは親たちを叱り付け、子供たちをイエス様から引き離そうとしました。当時、子供は数にも入らない者として扱われていましたので、弟子たちの中にも子供たちを軽視する思いがあったのかもしれません。イエス様は、そんな弟子たちを叱り付けて「子供たちを私のところに来させなさい。神の国はこのような者たちのものである。」とおっしゃったのです。
子供は親の愛を疑うことをしません。気兼ねや遠慮することなく、親が与えてくれるものを喜んで受け取ります。ちょうどそのように私たちも神様を信頼し、神様が与えてくださる「救いの恵み」をいただけばよいのです。
子供たちが傷つけられ、弱い者が片隅に追いやられる今の時代、イエス様は変わらずにこのようにおっしゃるのです。
聖書の言葉
「子供のように神の国を受け入れる人でなければ、決してそこ入ることはできない。」ルカによる福音書18章17節。