2009年5月30日(土)良い羊飼いについて行く
いかがお過ごしでしょうか。仙台教会の吉田です。
今月は、何だか羊の弱いところばかりをお話してまいりましたが、最後に羊のよい所をお話しましょう。
羊は、頭の回転が速いかどうかは別にして、とにかく羊飼いの顔を何年でもよく覚えているそうなのです。さらに、その表情から心の有り様まで読み取ることができるといわれます。
新約聖書のヨハネ福音書の中で、イエスは、御自分を羊飼いに、わたしたちを羊に喩えて、こう言われました。
「わたしは良い羊飼いである。わたしは自分の羊を知っており、羊も、わたしを知っている。」
イエスは良い羊飼いです。私たちのような救いがたい罪人のために、御自分の命を犠牲にしてまで救ってくださったからです。情けないほど弱い羊たちを、身を捧げるほどに愛し大切にしてくださる方、この方こそが真の神、真の羊飼いです。
この方について行く羊は、決してこの方を忘れません。いつまでも忘れずに、この方だけにまっすぐついていきます。
どうかあなたの人生もこの良い羊飼いにまっすぐに付いて行く人生でありますように。