2009年2月21日(土)魂に力をいただく
おはようございます。盛岡教会の久保田証一です。
神様ってどんな方ですか、という質問があったとすると、いろいろに答えることができます。全知全能であって天地を創造された方である、とか愛と慈しみに満ちた、正しく聖なるお方である、などです。
そのような答えの一つとして、今日は、「祈りを聞いてくださる方である」という答えをあげたいと思います。旧約聖書詩編65編では、作者はそのものずばり、神様に対して「祈りを聞いてくださる神よ」と呼びかけています。また、138編では、神様に呼びかけて語っています。「呼び求めるわたしに答え あなたは魂に力を与え 解き放ってくださいました。」
物質的なものではなく、魂に力を与えていただく、ということが神様から与えられたものでした。私たちは生活に疲れたり、悩み事があったりすると、魂に力がなくなってきます。そのような時、私たちはいろいろな手段を用いて対処して、人に相談したり、お医者さんにかかったりします。それはそれで必要な時がありますが、それがすべてではありません。祈りを聞いてくださる神様に祈るという道があります。イエス様も、気を落とさずに絶えず祈らなければならないと弟子たちに教えておられます(ルカ18:1)。神様は私たちの祈りに答えて魂に力をくださるばかりか、魂を救ってくださるお方でもあるのです。