2008年12月13日(土)心のブレーキ
おはようございます。札幌教会の貫洞です。
聖書の中にこんな言葉があります。
「いつまで、わたしの魂は思い煩い、日々の嘆きが心を去らないのか。」詩編13編3節の言葉です。
いったん心配し始めるとどうにも止まらないのが私たちの心の姿ではないでしょうか。「いつまで、わたしの魂は思い煩い、日々の嘆きが心を去らないのか。」まるで、ブレーキの利かない車のようです。自分の力でどうにかなることばかりなら良いのですが、いざ思い煩い始めると、どうにもならないことが多いことに気づかされます。そうなると、思い煩いは、どんどんふくらんでいきます。
キリストはいろいろなことで思い悩んでいる人々に向かって、こう言われました。
「あなたがたのうちだれが、思い悩んだからといって、寿命をわずかでも延ばすことができようか。」(マタイ6:27)
心のブレーキが必要です。聖書は、ブレーキが利かなくなりやすい私たちに向かって、次のように命令し、約束しています。
「どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。
何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、求めているものを神に打ち明けなさい。そうすれば、あらゆる人知を超える神の平和が、あなたがたの心と考えとをキリスト・イエスによって守るでしょう。」(フィリピ4:6-7)
神様を知り、神様を礼拝することこそ、心のブレーキです。ぜひ礼拝においでください。