2008年4月19日(土)見えないものを信じる

おはようございます。盛岡教会の久保田証一です。
目に見えないけれども、確かにそこにある、というものがあります。たとえば私たちの心、気持ち。声や音、風もそうでしょう。それらのものはこの世に存在しないものだ、という人はいないでしょう。

さて、神様は、本来人間が見ることのできないお方だと聖書に書いてあります。目には見えないけれども、その存在は確かなものです。聖書は言葉によって神様の存在を私たちに示し、見えない方に心の目を向けるように教えています。

旧約聖書の詩編19編に次のような一節があります。
「天は神の栄光を物語り、大空は御手の業を示す。」

聖書でご自分を現しておられる神様は、目に見えないお方です。けれども、確かに存在し、生きておられるお方なのです。

新約聖書ヘブライ人への手紙11章1節には次のような御言葉があります。
「信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認することです。」
確かに、目に見えない方を見るには、信仰が必要です。神様がいるのならその力や恵みにあずかりたいと願って近づく人に、神様はご自身が本当におられることを示してくださるのです。