2008年3月14日(金)人の目からの自由とは
おはようございます。仙台カナン教会の吉岡です。実は私は、今でもそういうところはありますが、とても人の目を気にして、自分に対する人の評価を気にして過ごしていました。もし周りの人に自分が高く評価されないなら、自分は遅れをとってしまう。みんなが自分のことを必要だと思ってくれなかったら、みんなが自分のことを好いてくれなかったら、自分の価値は低くなって、無くなってしまうと思っていました。
「体は殺しても、魂を殺すことのできない者どもを恐れるな。むしろ、魂も体も地獄で滅ぼすことのできる方を恐れなさい。」
この御言葉に出会ったとき、この短い言葉を、何度も読み返したのを覚えています。胸がすっとしました。その時、これでもう自分は、人の顔色をうかがうことから自由になれると思いました。
人を恐れず神を恐れるということは、神様を見て不安になって、恐怖に襲われるということではありません。聖書は私たちに、この神様からの優しいまなざしを語っています。だからこそ、この神様を拠り所にするならば、人を見て、人を恐れて、人の評価によって自分の価値が決まってしまうのではないかと心配しなくても良いのです。
人の目を気にして、それを恐れることの多い私たちですけれども、人の目に縛られない自由が、神様の眼差しの中にはあります。