2008年2月22日(金)私の居場所とは
おはようございます。仙台カナン教会の吉岡です。
今朝は「わたしの居場所」ということを考えたいのですけれども、私たちの現実的な日常においては、居場所というものは、それは、自分で掴みにいくもの、追い出されないように、自分で確保するという類のものではないかと思います。
けれども聖書には、逆のことが書いてあります。聖書には100匹いた羊の中の1匹が迷い出たときに、神様はその1匹を連れ戻してくださるという話があります。そしてその迷い出た羊は群れから偶然迷い出たのではないと思います。なぜなら残りの99匹は、ちゃんと群れの中にいるからです。この羊は、99%が迷わない状況でも、そこでわざわざ迷ってしまうような、一番無価値な羊、トラブルメーカーのような羊なのです。
けれども、そのまま捨てられて当然のその羊を、羊飼いは他の99匹をおいて捕まえにいく。この羊飼いの姿が主イエス・キリストの姿です。そして無事保護される羊は、私たち一人一人なのです。
この話で特に大事なことは、神様は、良くできない人に、居場所をあたえてくださる優しい方、そして神様が作ってくださる居場所からは、私たちは、失敗をしても絶対に追い出されないということです。この羊の話は、わたしのストーリーなのです。