2024年7月19日(金)子育ての頃

 おはようございます。川越教会牧師、木村恭子です。

 今週は、私の歩みを振り返りながらのお話、今日は子育ての頃の話です。結婚後1年ほどで、息子が与えられました。私は、どちらかと言えば物静かで慎重派。ところが、息子は活発で、動き始めるのも、話し始めるのも早かったし、その後も、やることなすこと、私の想像を超えていました。

 こんなエピソードがあります。あるとき、幼稚園へ息子を迎えに行くと、門の前の水たまりに座り込んで、楽しそうに、頭から泥をかぶって遊んでいる子がいました。まさか…と思ったら、案の定、息子でした。小学校、中学校時代、ケガをしたり、考えられないことをして呼び出されたり、いろいろありました。私の子どもなのに、どうしてこんなに性格もやることも違うのだろうかと、戸惑いました。

 ですがそんな時、聖書の教えが支えになりました。いろいろありますが、一か所だけ。「しかし、わたしたち一人一人に、キリストの賜物のはかりに従って、恵みが与えられています。」エフェソの信徒への手紙の4章7節。息子といっても、私とは違う、人格を持った存在。息子は息子で、神様からの恵み、よきものが与えられているはず!そのことがわかったら、気持ちが楽になりました。

 今、子育て中の方、いらっしゃるでしょうか。神様が共にいてくださいます。神が、あなたとお子さんそれぞれに、よきものを備えていてくださることを信じて、子育てを楽しんでください。あなたの頑張りの上に、神の豊かな祝福をお祈りいたします。


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