2024年3月28日(木)ある木曜日の話

 おはようございます。東京恩寵教会牧師の石原知弘です。

 週の後半に入った木曜日は、私にとっては神学の日です。週の初めから読んできた聖書の内容について、信仰や教会について、さらにはこの世界の出来事について、さまざまなことをいつもより少し深く考えてみます。実際に神学書を読んで勉強したり、牧師同士で学んだり議論したりすることもありますが、とにかく神学的に、つまり、そこにどういう神さまの御心があるのかを考えていきます。

 新約聖書の時代、ある木曜日、イエスさまは、食事の席で不思議なことを言われました。パンと杯を取って、これは私の体である、これは私の血である、と言われたのです(マルコ14:22-26参照)。また、その食事の席で、イエスさまは、弟子たちの足を洗ってくださいました(ヨハネ13:1-20参照)。足を洗うのは当時の習慣でしたが、先生が弟子の足を洗うというのはめずらしいことでした。

 実は、これらの言葉と行動には、特別な意味がありました。十字架による救い、そして救われた者は互いに仕え合い、愛し合って生きるということです。それは、信仰によってこそ分かる、神学的なことでした。

 ぜひ皆さんも、木曜日にはいつもより少し深く考えてみてください。イエスさまの愛をいっそうよく理解できるようになるでしょう。そして、考えるだけでなく、食事を用意したり、足を洗ってあげたりするように、実際に手を動かし、だれかのために仕えてあげてください。神学の日は、神さまと人を愛する日なのです。


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