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1ヨハネ1章
「わたしたちに現れた永遠の命を知る」


御父と共にあったが、わたしたちに現れたこの永遠の命を、わたしたちは見て、あなたがたに証しし、伝えるのです。
(1ヨハネ 1章2節)

 ヨハネがこの手紙によってぜひ伝えたかったこと、それは私たちに現れた永遠の命です。

 永遠の命、それは神が人となり現れてくださった方、イエス・キリストです。この方は初めからあった方、すなわち天地創造の時におられた方ですが、私たちに現れてくださいました。それは、私たちに知ってほしかったからです。

 「永遠の命とは」と問うとき、ヨハネによる福音書17章3節は「唯一のまことの神であられるあなたと、あなたのお遣わしになったイエス・キリストを知ることです」と語っています。その「知ること」ができるために、「命の言」として現れてくださいました。その言をいただき、直接出会うことのできたヨハネは、何としてもこの方を直接見ていない「あなたがた」に伝えたいとの思いでいっぱいです。

 なぜなら、そこに大きな喜びがあることをヨハネは知っていました。ですから、なんとか喜びを共にしたいのです。だからこそ、キリストとの「交わり」(共有するという意味)に、キリストの命を共有して生きることに、人びとを招きます。招きに応えて聖書によって永遠の命の恵みにあずかり、喜びを共にしましょう。

 

 【祈り】

 私たちが「永遠の命」をいただくことが許され感謝します。この喜びにきょうも生かされますように。

風間 義信(仙台教会)

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