入って行って得る土地で掟と法を行え | 申命記 4章

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申命記 4章

わたしがわたしの神、主から命じられたとおり、あなたたちに掟と法を教えたのは、あなたたちがこれから入って行って得る土地でそれを行うためである。
日本聖書協会『聖書 新共同訳』 申命記 4章5節

入って行って得る土地で掟と法を行え

イスラエル共同体は特別な共同体でした。モーセをとおして神から与えられる正しい掟と法を持つ共同体だからです。神は、彼らがこれから入って得る土地で、神の掟と法を行うために、これらを与えられました。

このイスラエル共同体が、神から与えられた掟と法に生きるとき、諸国の民は驚きます。「こんなに知恵があり、賢明な民は見たことがない」と。主の素晴らしさを証しするために、イスラエル共同体は、主の民として選ばれました。国々の民に主の素晴らしさをあらわすために、主の民は、約束の地に入っていくのです。

私たちも、それぞれに約束されている地に日々召されて入っていきます。神の掟と法とを守り行うことをとおして、世の人びとに驚きを与えるためです。私たちに与えられている神の掟と法は、イエス・キリストの「互いに愛し合いなさい」という新しい掟です。遣わされた地において、隣人を愛し、隣人に仕えるとき、主イエスの民としての素晴らしさがあらわれます。新しい掟に生きる主の民をとおして、主イエスの愛の広さ、長さ、高さ、深さがあらわされます。そんな主の民を見て、人びとは主イエスの愛の深さに触れます。そのために、きょうも明日も、私たちは約束の地へと遣わされて、入って行きます。

【祈り】

新しい掟と法を与えてくださり、ありがとうございます。その新しい掟に生きる力を日々お与えください。

芦田 高之(新浦安教会)