人が独りでいるのは良くない | 創世記 2章

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創世記 2章

主なる神は言われた。
「人が独りでいるのは良くない。彼に合う助ける者を造ろう。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 創世記 2章18節

人が独りでいるのは良くない

天地創造の最後の段階で、神は一対の人間を造り、男と女に創造されました。そして御自身の園を管理させるためにエデンの園に連れて来られました。人は土から造られたはかない存在です。しかし、神はそこに命の息を吹き入れて、人を生きる者にしてくださいました。

最初の人間はエデンの園で孤独でした。地上に造られた他の生き物は人間に相応しい助け手にはなりませんでした。そこで神はもう一人の人間をつくることにされて、人のもとに連れて来られました。こうして初めの人間は、男と女として、互いに助け合いながら、神の御前を生きるようになりました。

「人が独りでいるのは良くない」と言われた神の御旨を思うとき、イエスのように独りで生きる特別な召しを受けた人のことを思い起こします。そのように独身で生きる人が神の定めを信じることができるなら幸いです。それでも人が誰と生きるようになるのかは神が定めておられます。ですから、神が引き合わせてくださる真のパートナーを祈り求めたいと思います。また、独身であっても「互いに愛し合いなさい」とお命じになった主は、私たちに愛する隣人を引き合わせてくださいます。私たちは決して独りで生きてはいません。

【祈り】

主よ、あなたを信じて、変わらない喜びと平安をもって誰かの隣人になることができますように。

牧野 信成(長野佐久伝道所)