互いに相手を受け入れるために | ローマの信徒への手紙 15章

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ローマの信徒への手紙 15章

だから、神の栄光のためにキリストがあなたがたを受け入れてくださったように、あなたがたも互いに相手を受け入れなさい。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 ローマの信徒への手紙 15章7節

互いに相手を受け入れるために

自分と違う相手を受け入れることがどれほど難しいことか、主イエス・キリストはよくご存じです。「神」が「人」を受け入れる。これほど大きな違いを主イエス・キリストは乗り越えて、私たちを受け入れてくださいました。これほどの愛を示してくださったのに、人間同士が互いを受け入れられないとは、神の悲しみはいかばかりかと思います。

互いを受け入れるためには忍耐が必要です。主がどれほど私たちに忍耐してくださっていることか。聖書はそれを示しています。「それでわたしたちは、聖書から忍耐と慰めを学んで希望を持ち続けることができるのです」(4節)。聖書を読み続ける意義はここにあります。

「強い者は、強くない者の弱さを担うべきであり、自分の満足を求めるべきではありません。おのおの善を行って隣人を喜ばせ、互いの向上に努めるべきです」とあります(1、2節)。

さあ、自分の満足ばかり求めてしまうこの心を、主に明け渡しましょう。きょう出会う一人一人に善を行って喜ばせましょう。互いに平和に過ごしましょう。

教育機関誌 委員会