イザヤ書 59章
これは、わたしが彼らと結ぶ契約であると
主は言われる。
あなたの上にあるわたしの霊
あなたの口においたわたしの言葉は
あなたの口からも、あなたの子孫の口からも
あなたの子孫の子孫の口からも
今も、そしてとこしえに
離れることはない、と主は言われる。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 イザヤ書 59章21節
神の介入による救い
高内 義宣(津島教会)
これは、わたしが彼らと結ぶ契約であると
主は言われる。
あなたの上にあるわたしの霊
あなたの口においたわたしの言葉は
あなたの口からも、あなたの子孫の口からも
あなたの子孫の子孫の口からも
今も、そしてとこしえに
離れることはない、と主は言われる。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 イザヤ書 59章21節
高内 義宣(津島教会)
2018年6月の聖書日課をまとめて表示します。
「イザヤ書」の聖書日課をまとめて表示します。
高内 義宣が担当した聖書日課をまとめて表示します。
神と神の民の破れた関係を描いている最後の部分に入ります。救いを妨げているものは、神の側にあるのではなく、神の民が反省せず、神を畏れないことにあります。罪は個人的なことにとどまらず、社会生活にも影響を及ぼして、正義も真実もない世の中にしてしまいます。指導者がそうであれば、国全体がそうなってしまいます。
使徒パウロは、7節、8節に描かれている状況を全人類に拡大してローマの信徒への手紙で引用しています(3章15~17節参照)。イザヤ書の本来の文脈では、国や社会に蔓延している罪と不正義を指摘することが目的です。その中にいると、どんなに光を求めても、かなわぬ夢に終わってしまいます。
それゆえ、神自らが救いのために身を乗り出されるのです。もっとも強い神が、その力強い御手をもって臨まれ、自ら救い主となられます。一歩も引かず、強く介入なさいます。
悔いて砕かれた魂に対して、神は今も身を乗り出してくださいます。神の霊と御言葉が常に共にあるようにしてくださるのです。これが神の約束であり、保証です。