自分が学んで確信したこと | テモテへの手紙二 3章

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テモテへの手紙二 3章

あなたは、自分が学んで確信したことから離れてはなりません。あなたは、それをだれから学んだかを知っており、また、自分が幼い日から聖書に親しんできたことをも知っているからです。この書物は、キリスト・イエスへの信仰を通して救いに導く知恵を、あなたに与えることができます。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 テモテへの手紙二 3章14節~15節

自分が学んで確信したこと

「終わりの時には困難な時期が来ることを悟りなさい」と教えられています(1節)。そのような時代に、どう対応すればよいのでしょうか。

「あなたは、自分が学んで確信したことから離れてはなりません」。学んだのは聖書からです。「自分が学んで確信したこと」が大切です。それがたとえいかに頼りなく小さなもののように思われても、きょう、キリストを信じて喜び、祈り、感謝して生きるには、必要にして、十分です。

明日への備えが足りないように思われて、不安になるかもしれません。しかし、明日への備えと希望も、すべて聖書にあります。聖書に、「キリスト・イエスへの信仰を通して救いに導く知恵を…与える」神の力があるからです。聖霊に導かれて聖書に親しむとき、戒められ、誤りを正され、義に導く訓練を受けて、「神に仕える人は、どのような善い業をも行うことができるように、十分に整えられ」ます(17節)。それが、主なる神の約束です。

慌てることなく、きょう、御言葉から「自分が学んで確信したこと」にとどまって、主の恵みと平安の中を歩みましょう。

貫洞 賢次(札幌伝道所)