アーメンを唱えつつ歩む | コリントの信徒への手紙二 1章

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コリントの信徒への手紙二 1章

(キリスト)において「然り」となったからです。それで、わたしたちは神をたたえるため、この方を通して「アーメン」と唱えます。日本聖書協会『聖書 新共同訳』 コリントの信徒への手紙二 1章20節

アーメンを唱えつつ歩む

「アーメン」。この小さな言葉を唱えつつ、私たちは祈りの道を歩んでいます。

「アーメン」とはヘブライ語に由来し、「真実です」という意味です。私たちは祈るとき、「真実です」という真剣な思いをもって「アーメン」と唱えます。確かに私たちの祈りの真実さは大切です。しかし、それ以上に重要なことは、神の真実さに目を注いで「アーメン」と唱えることです。

神こそが真実なお方です。神はご自分の計画において長い歴史を貫いて救いを約束してくださいました。その約束はイエス・キリストにおいて「然り」、「アーメン」となったのです!(2コリ1章20節)

神は今も生きておられます。キリストにおいて救いを真実に実現してくださった神は、「アーメン」と祈りつつ歩む神の子たちに最善をはかって確かに祈りを聴いてくださいます。『ハイデルベルク』問129の答が「わたしが心の中で感じているよりもはるかに確実に、わたしの祈りはこの方に聞かれている」と語るとおりです。この神の真実に励まされ、「アーメン」と唱えつつ御国への道を歩むのです。

牧田 吉和(宿毛伝道所)