マルコによる福音書 4章
「神の国は次のようなものである。人が土に種を蒔いて、夜昼、寝起きしているうちに、種は芽を出して成長するが、どうしてそうなるのか、その人は知らない。土はひとりでに実を結ばせるのであり、まず茎、次に穂、そしてその穂には豊かな実ができる。実が熟すと、早速、鎌を入れる。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 マルコによる福音書 4章26節~29節
「神の国は次のようなものである。人が土に種を蒔いて、夜昼、寝起きしているうちに、種は芽を出して成長するが、どうしてそうなるのか、その人は知らない。土はひとりでに実を結ばせるのであり、まず茎、次に穂、そしてその穂には豊かな実ができる。実が熟すと、早速、鎌を入れる。」日本聖書協会『聖書 新共同訳』 マルコによる福音書 4章26節~29節
2016年11月の聖書日課をまとめて表示します。
「マルコによる福音書」の聖書日課をまとめて表示します。
濱 民雄が担当した聖書日課をまとめて表示します。
地に種を蒔けば実りが生じます。神の創造の御業による「不思議」ですが、人の心に命の種(キリストの福音)が蒔かれると、もっと素晴らしい「不思議」が起こってきます。そしてこの「不思議」にも成長発展の順序と段階がありますが、いつも問われるのは、福音をどのように聞き受けとめているかという私たちの信仰です。
それぞれの教会の歩みにおいても、教会設立や会堂建築、世代交代や牧師交代などの大事な時期があります。皆が祈りと思いを一つにして行動しなければならないときです。また時には、ただひたすら信じ祈って待つしかない「夜」のようなときもあり、私たちは忍耐して神の時を待ちます。
すると、そのうち待ち望んだ「早速、鎌を入れる」完成の時が到来します。私たちが永遠の命に復活させられる喜びの日です。その祝福をもたらすために主イエスは命を捨ててくださり、今日も私たちを用いて福音宣教の業を続けておられます。
たとえ遅々とした歩みに見えることがあっても、神の国は夜も昼も着実に進展していきます。